子供の日ボランティアに長年携わってきた倉前副会長の「子供の日ボランティア」への思い
子供の日ボランティア 11年
倉前 雅和
基本として5月5日(子供の日)の前後の日曜日に、学園で暮らす子供たちを招き、モーターボートに乗せて5月の海を楽しんでもらおうと、当時副会長の立石勲氏の発案でこのボランティアは平成5年にスタートしました。
第1回より7回までは<パワーボート部会>の活動として、部会長の倉前名でご案内させていただきました。富津・千葉港・船橋港など、当初は潮干狩クルージングでしたが、少々天候に左右されたり、干潮時間の待ち時間も長い為、東京湾のクルージングに変わっていきました。
第8回より三代目会長の長沢洋氏の提案を受け、この行事はTYC全体の行事に格上げすることになりました。食事も仕出し弁当から、餅つき&カレーライスパーティに変えて子供たちが参加できるようになりました。
この11年、この行事に訪れた学園数36校、のべ109学園となりました。(下記表参照)
また、昨年よりお隣にあります三宅村・ゆめ農園の方々も参加されています。都内に分散して避難生活を送っている為、『是非、海を見たい』とおおむね年配者が多いようです。
11年前、立石副会長に言われるまま、何もわからずに参加し、回数を重ねましたが、その間、(財)東京善意銀行より3回表彰を受けました。さらに、東京都福祉局より都知事名での後援をいただいて現在へ至っています。
立石氏の熱き心が、クラブ員を動かし、この11年に繋がり、長沢前会長の熱き心が、現在までの存続とこれから先も継続していく力となっています.。このお二人をはじめ、夢の島マリーナのオープンと共に11年間協力されてこられた会員の皆様に厚くお礼申し上げます。
そして、できるなら20年目へ、我クラブの活動の中に、このボランティアが残ってくれることを願っております。